仏仏辞典は買うべき?
こんにちは、夕日です。
4月に入り、新たにフランス語を勉強し始めるという方もいらっしゃるかと思います。
今回はフランス語を勉強するにあたり、仏仏辞典を買うべきかどうか迷っている方にぜひ読んでいただきたい記事となっております。
仏仏辞典とは?
仏仏辞典は、フランス語の意味が日本語で説明されている仏和辞典とは異なり、単語も意味も全てフランス語で書かれている辞典になります。
ラルースやロベールから出ている辞典が有名かと思います。
仏仏辞典は買うべき?
正直なところ、フランス語を始めたばかりの方はまだ買う必要がないと思います。
もちろんあると便利な場面もあるかもしれませんが、先ほど述べたように仏仏辞典は全てがフランス語で書かれているため、ある程度フランス語の読解に慣れていないと、使いこなすことができません。
もし、この記事を見てくださった大学生の方で、仏仏辞典の購入を迷われている方がいれば、大学二年生以降に購入することをお勧めします。
少なくとも、基礎の文法を理解し、ある程度読解ができるようになってから購入することで、より効果的に仏仏辞典を活用できるようになるでしょう。
仏仏辞典を上手く活用するには
仏仏辞典を上手く活用したおすすめの勉強方法をいくつかご紹介します。
①分からない単語を仏和辞典だけでなく、仏仏辞典でも調べてみる
②日本語の文章をフランス語に翻訳する
③フランス語で日記を書く
①分からない単語を仏和辞典だけでなく、仏仏辞典でも調べてみる
これが一番手軽に仏仏辞典を活用できる方法だと思います。
教科書を読んだり、フランス語の文章を翻訳している時に分からない単語が出てきたら、おそらく仏和辞典を引いて、日本語の説明を読んで納得して終わり。ということが多いかもしれません。
しかし仏和辞典だけでなく、仏仏辞典でも引いてみることで、一見同じ意味のように思える複数の単語の微妙な差異に気づくことができます!
例えば、日本語の単語をフランス語で何というか調べたい時に、辞書に複数のフランス語が載っていてどれが最も適切な単語なのか分からなかったという経験はありませんか?
そんな時に細かい意味合いの違いを理解させてくれるのが仏仏辞典なのです。
②日本語の文章をフランス語に翻訳する
たまに本屋などで、フランス語の原文と日本語訳の両方が載っている対訳のテキストが売っていることがありますね。
それらのテキストを使って、日本からフランス語への翻訳練習をしてみるのはいかがでしょうか?
仏文和訳に比べて、和文仏訳の方が難易度が高い上に、原文への翻訳となると簡単にできるものでありませんので、完璧な文章を作成する必要は全くありません。
日本語の文章をよく理解して、辞書を引きながらその場面に適切なフランス語を当てはめることができるようになるだけでも、フランス語力はアップします!
③フランス語で日記を書く
これはややハードルが高い活用方法かもしれませんが、フランス語で日記を書くために必要な語彙が記載されたテキストなども販売されているので、それらを駆使すれば少しずつフランス語の文章が書けるようになると思います。
いくらフランス語から日本語に訳すのが得意になっても、実際に自分の言葉をフランス語に置き換えられるようにならないと、フランス語を話せるようにはなりません。仏→日の練習にもなるので、仏仏辞典で自分が表現したい単語を探しながら、日記を書いてみると楽しいかもしれません。
おすすめの仏仏辞典
私が使用している仏仏辞典は『Le Robert micro poche』です。
この辞典は、シンプルで使いやすく、初めて仏仏辞典を購入する方にもおすすめです。
また説明も分かりやすいので、普段の勉強にプラスで仏仏辞典を活用するにはもってこいの辞典だと思います。
ちなみに私は2018年版を使用しています。
ネットでも取り扱いがあるので、気になった方は調べてみてくださいね。
まとめ
・仏仏辞典の購入はある程度フランス語の基礎が身についてからがおすすめ
・勉強する上での活用方法は、
①分からない単語を仏和辞典だけでなく、仏仏辞典でも調べてみる
②日本語の文章をフランス語に翻訳する
③フランス語で日記を書く など。
・筆者のおすすめは『Le Robert micro poche』
この記事をご覧くださり、ありがとうございます。
今後も不定期ではありますが、フランス語の学習記録やおすすめの勉強法などについての記事を挙げていきたいと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
大学でフランス語を勉強し始める皆さんへ
こんにちは、夕日(ゆうひ)です。
まもなく4月ということで、心機一転新たな環境に踏み出す方が多くいらっしゃる季節ですね。
そして語学学校や大学等でフランス語を勉強し始めるという方もいるのではないでしょうか?
今回は特に大学でフランス語を勉強し始めるという方に向けた記事となっております。
新大学一年生の方は初めての言語を勉強するにあたって、何をすれば良いのかわからず不安を抱えていることと思います。私は現在フランス語を専攻している身ですので、私が実際に入学後すぐにやっていたおすすめ勉強法や、大学生活でのポイントなどをお伝えできればと思います。
- 一番最初に語学初心者の方がやるべきこと
- 「文法を暗記する」ためにするべきステップ
- 1、テキストに目を通し、文法の仕組みを理解する
- 2、テキストに載っている例文を暗記する
- 大学でフランス語を学ぶ際のポイント
- まとめ
一番最初に語学初心者の方がやるべきこと
それは、文法を暗記することです。
大学ではフランス語といっても様々な形態の授業を受けることになります。
そして多くの人が目の前の授業の課題をこなすことだけで精一杯になることと思います。
しかし授業中や出された課題で文法に触れるだけでなく、テキストを全て暗記する勢いでしっかり文法を覚えることが、フランス語上達の道につながります。
これだけ聞くと、せっかくの大学生活なのに大変そう…と思われた方もいるかもしれません。ですが私はバイトや遊びなどと両立できていたので、実際にやってみるとなんてことはありません。
しかも一年次にきちんとやっておくことで、一年後二年後に必ず、「あの時ちゃんとやっておいてよかったー!」と思う日が来ます。
ここでの頑張りが後々大きな差を生むことになるので、一緒に頑張りましょう。
「文法を暗記する」ためにするべきステップ
- テキストに目を通し、文法の仕組みを理解する
- テキストに載っている例文を暗記する
1、テキストに目を通し、文法の仕組みを理解する
大学の授業で文法の教科書を購入した方は、その教科書を使うのが一番良いと思います。
教科書を持っていない方は、初心者向けのフランス語文法書を購入すると良いでしょう。
どのテキストを使うにせよ、初めは基礎知識を身につけるのが目的なので、簡単なテキストを使うことをお勧めします。
テキストに載っている文法の仕組みを軽く理解できるようにしましょう。
ポイントはきちんとテキスト読むこと! それだけです。
今まできちんと勉強する習慣がついている方からすれば、「教科書を読んで文法を理解するなんて当たり前のことじゃないか」と思うかもしれませんが、大学の授業の進度は思っているより早いので、意識的に取り組まないと文法を理解しきれないまま授業が進み、置いていかれてしまうことがあるので注意しましょう(笑)
2、テキストに載っている例文を暗記する
私がフランス語を始めたばかりの頃にやっていてよかったと感じるのが、例文の暗記です。
いくら文法書の説明を読んでも、実際どのように使われているのか見てみないとよくわかりませんよね?
例文を暗記することで、フランス語の文の構成を理解しやすくなります。
おそらく初めは、例文のどの単語が何を表しているのかすらわからないと思いますが、分からない単語は一つ一つ辞書を引いて意味を調べることで、語彙力アップにも繋がります。
ポイント
例文の暗記をするにあたって大切にしてほしいことは、
紙に書いて覚える ということです。
フランス語を勉強する中で立ちはだかる壁として、綴りの難しさが挙げられます。
紙に書いて覚えることで、綴りを覚える練習にもなりますよ。
この時に、例文を発音しながら覚えるとなお良しです○
大学でフランス語を学ぶ際のポイント
それは、自分なりに工夫して勉強をすることです。
私は大学に入学する前、大学でフランス語を学べばそれなりに実力がつくだろうと勝手に考えていましたが、実際は自分から積極的に学ぶ姿勢がないとなかなか上達することはできません。
ただ出された課題に取り組むだけでなく、例えば授業の予習にしても、自分なりに工夫して取り組む必要があります。一手間加えた勉強法で、周りの人と差をつけてみませんか?
私がおすすめする勉強法については今後の記事でご紹介する予定ですので、今後もチェックしていただけると幸いです。
まとめ
大学に入学すると、毎日新しいことばかりであっという間に月日が経過してしまいます。
私はこれまで大学での勉強にそれなりに力を入れて取り組んできたつもりでしたが、今振り返ると、もっと本気でフランス語に向き合い続けていたら、今頃は日常会話は難なくこなせる程度のスキルが身についていたのでは?と少し後悔する気持ちがあります。
これから大学生活が始まる皆さんには、どうかせっかく自分が希望した専攻分野なのですから、学科の勉強にも真剣に取り組んでほしいなと思います。
これからも夕日のフランス語学習ブログでは、学習記録やおすすめ勉強法、テキスト紹介など、フランスに関する様々なテーマの記事を皆さんにお届けしていく所存です。
初めての記事で読みにくい点や分かりにくい点があったかと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございました。